和歌山市消防局では、敬老の日を含む一週間を「高齢者等防火推進週間」と定めています。今年は9月16日(月・祝)の敬老の日を含む9月13日(金)~9月19日(木)の一週間です。

 

この週間では、高齢者等のみなさんが火災による被害に遭うことがないよう、高齢者福祉施設等における防火管理体制の強化を指導したり、防炎寝具の使用等を啓発するなど、様々な活動が実施されます。

 

火災を防ぐために…


住宅用火災警報器の設置・点検

住宅用火災警報器は、煙や熱を感知すると、警報音や音声、光などで火災の発生を知らせてくれます。

古くなると、電子部品の寿命や電池切れなどで火災を感知しなくなることがあるため、とても危険です。

警報器は10年を目安に新しいものと交換しましょう。

また、住宅用火災警報器が適切に作動するよう、定期的に作動確認や電池交換を行いましょう。


消火器の設置

火災は消防隊が到着するまでのわずかな間にもどんどん拡大します。

火災がまだ小さいうちに「初期消火」するには、住宅用消火器が有効です!被害を最小限で食い止められるよう、ぜひご家庭に消火器を設置しましょう。

「住宅用消火器」は業務用の消火器よりも軽量で、ホースが無いものもあり、女性や高齢の方でも使いやすくなっています。

住宅用消火器の使用期限はおおむね5年程度となっています。中の薬剤の交換はできませんので、古くなったら新しいものと取り換えましょう。


防炎品の活用

燃えにくい加工が施されている「防炎品」は、小さな火種が接しても焦げるだけで、簡単には着火、延焼することはありません。

また、防炎効果により火災の成長を抑制することで、初期消火や避難などの対応を行う貴重な時間的余裕をもたらします。

寝具、衣服、カーテン、ソファー、車のカバー等、身近なものに数多く存在します。ぜひこの機会に調べてみて、生活のなかに取り入れてみましょう。