国民の救急業務・救急医療に対する正しい理解と認識を深め、救急医療関係者の意識の高揚を図ることを目的に、毎年9月9日を「救急の日」、救急の日を含む日曜から土曜までの一週間を「救急医療週間」と定めています。
平成30年の和歌山市における救急車出動件数は前年より689件増加の20,554件、搬送された方の人数も前年より531人増の18,491人でした。
1日平均56.3件の救急出動で、和歌山市民19人に一人が搬送されたことになります。
そして、搬送された方のうち、66.4%の方は入院を必要としない軽症者でした。
・日焼けが痛い
・蚊に刺されてかゆい
・梅干しの種を飲んでしまった
・靴擦れで足が痛い
・自家用車を持っていないから
・自分で行くと待たされるから
その通報、本当に必要ですか?
救急車や救急医療は、限りある資源です。
本当に必要とする人のために、救急車の適正利用にご協力をお願いします。
※ただし、次のような症状がみられる場合は迷わず119番通報をして救急車を呼んでください。
・ろれつがまわりにくく、うまく話せない。
・突然片方の手足に力が入りにくくなった。
・胸が締め付けられるように痛い。頭が割れるような痛み。今までに経験したことのないような痛み。
・息苦しい。呼吸がしにくい。
・意識がない。けいれんを起こしている etc....
救急車を利用するほどではないけれど、どこの病院に行けば良いかわからない時等には、次の救急医療情報をご活用ください。
◆和歌山県救急医療情報センター
どこの医療機関を受診すればいいのかわからないとき、24時間体制で最寄りの医療機関を案内してくれます。
電話:073-426-1199
◆わかやま医療情報ネット
今受診できる医療機関をインターネットで検索できます。
◆子ども救急相談ダイヤル(#8000)
子どもの急病で判断に迷った時に。
相談日時 ※平成30年4月1日から相談時間を延長しました
平日 午後7時から翌朝9時まで
土曜日・日曜日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日まで) 午前9時から翌朝9時まで
携帯電話、プッシュ回線 #8000
ダイヤル回線、IP電話等 073-431-8000
◆和歌山市夜間・休日応急診療センター(夜間・休日に急に起こった病気の診察)
夜間・休日に診察が必要な場合は、和歌山市夜間・休日応急診療センターを御利用ください。
電話番号 073-425-8181
(歯科)電話番号 073-428-3588
和歌山市消防局が開催している「普通・上級救命講習」については こちら
(和歌山市消防局ホームページへ移動します)